中途障害になってしまった方やそのご家族の方へ
- 社員Ⅾ
- 2022年5月25日
- 読了時間: 5分
更新日:2023年2月22日
【注意:タイトルを6月2日付で変更しました。既に読んでくださっていた4名の足跡様、わかりにくくて申し訳ありません】
こんにちは!社員Dです。
今回の内容は社員Dが
まんまごとの仕事を通じて知ったこと。
本当は1番伝えたかったことだけど
真剣になるとつまんないし
理解してもらうの難しいみたいで
封印していた内容です(>△<;)(汗)
今のところ障害ある方と関係なくて
障害の話はいいや~と思う人でも
知っていたら全然違うだろうのにと
常日頃から思っていて・・。
そろそろブログに解禁してみます。
社員Dがよく関わる利用者さんは
視覚障害のある方が多いので
視覚障害での例え話が多くなりますが
他の障害の方も関係あることです。
まずは現状説明から。
社員Ⅾが関わる方は障害があっても
高齢であればあるほど
とても頑張り屋さんが多いです。
頑張り屋さんなのはすごくいいと思うし
続けてもらっていいのです。
でも、ほとんどの方が年齢を重ねたことによって
障害の症状が更にひどくなって、
今までずっとサポートしてくれていた方も
加齢とともに体調を崩したりして
手に負えなくなってからやっと
「誰か助けて~!(切実)」と思い
とりあえず役所に相談します。
そのころには70代とか80代とかになっていて
役所では介護保険を使う方向で
申請手続きをしようという話になります。
他の視覚障害の友達は
無料で掃除してもらっているのに
毎月2千円ほどではあるけど
負担額がありそうな話になっていく。
うまく時間を支給してもらえても
役所ではそんなに詳しく
説明してくれなかったり
視覚障害の方に対して
事業所リストの資料(紙)を渡して終わり!
とかいう事もあるのだそう。
自己決定の自由があるということもあって
役所はなかなか難しい立場
という事になっています。
高齢になって
パートナーに先立たれ
子供がいても家庭や仕事があって
手を借りるのは難しい。
そんな中、年金生活での1人暮らし。
65歳を過ぎて支援を受けると
介護保険適用で1割を負担しないといけなくなる。
視覚障害で見えてないのに
介護保険の要介護認定を受けると
家の中は手に取るようにわかるでしょ?と
見えている人と同じ扱い。
頭はしっかりしてたりするので要支援くらいしかもらえない。
すごく軽く見られてしまう現実。
障害がある方が高齢になって
1人暮らしって本当に大変そうです。
なので!
64歳以下の障害がある方に
社員Dがオススメしたいこと。
『65歳までに
障害者支援の時間をもらうこと』です。
これだけは頭の隅に入れさせてください!
(以下ほぼ説明なので暇な時に読んでください)
では、どうして
障害と無縁の人にも知って欲しいのか
障害は誰にでも起こりうる事だからです。
日本の教育課程では(海外の事はわかりませんが)
障害者と関わらないで大人になる人が
大多数を占めます。
なので自分や身内が
急に(中途)障害になってから
「障害になってすごく大変!
障害のある人は
どうやって生活しているんだろう?」
と考えてもさっぱりわからない。
ネットで検索すると
障害が出てからのことを知りたくても
障害者にならないための情報のが多く出てくる。
実際に
30~40歳頃まで普通の生活を送っていた人が
仕事で忙しくしている間に病気になって
あれよあれよという間に
視覚障害になってしまった方や
内臓疾患があるのはわかっていたけど、
ある日突然、
朝起きたら真っ暗(全盲)だった!
という利用者さんもいらっしゃいます。
生活習慣病から
障害に発展した方がいるのも知っています。
遺伝の可能性があって覚悟をしていた人や
生まれてすぐの頃から障害がある人
だけに障害があるわけじゃないから
沢山の人に知って欲しいのです。
中途障害の視覚障害者は
見えなくなっただけの普通の人なので
目から情報が入らなくなったことで
どうしたらいいかわからなくなり
引きこもってしまうパターンもあるようです。
では本題に戻って
その「障害者支援の時間」を
具体的にご説明します。
障害者手帳が発行されると
障害者支援のサービスを受けることが出来ます。
じゃ、障害者手帳もらったから
まんまごとさん頼んだよ!
というわけではなくて(言われたいけれど)
支援を受けるには役所に申請が必要です。
申請してから支給まではスムーズに出来ても
約1ヶ月半~2ヶ月ほどかかります。
年収80万円以上あると使った時間に応じて
自己負担が発生します。
でも年収80万以上稼ぐのは大変です。
高齢になって障害がある方ならなおさらです。
年収80万以下なら市町村又は国が
支援費を全額出してくれる制度、という事なのです。
(障害児(18歳未満)の場合は少し違います。少しでも使うと親御さんに対し月額4600円の自己負担額が発生します)
社員Ⅾは介護保険は
いつでも受けることが出来るサービス
だと認識しています。
基本的には65歳以上だけど
障害があったら65歳以下でもOKだからです。
そのかわり年齢がいくつになっても
資産家でも年金生活者でも
みんな平等に必ず1割負担。
では次に支援の種類。
『同行援護(ドウコウエンゴ)』(視覚障害のみ)
『移動介護(イドウカイゴ)』(視覚以外の障害)
これは障害を理由に
1人で外出するのが難しい人のための支援です。
あまり外出しない人は通院も含みます。
通勤などの経済活動や宗教活動には使えません。
他にも少しルールがあります。
『通院介助(ツウインカイジョ)』
理由があって外出する事が多い人が
外出支援とは別に受けられるサービスです。
この支援を使って官公庁(役所、警察等)や
選挙にも行くことが出来ます。
(病院は行けるけど診察室内はNGです)
『家事援助(カジエンジョ)』
これは介護保険と同様の内容です。
最低限の掃除、調理、買い物代行等が出来ます。
横浜市では独自に
視覚障害の方の代読代筆サービスが
R3年10月から始まりました。
65歳以上の方だったとしても
代読代筆サービスが受けられるように
家事援助を支給してくれるようになっています♪
30分単位、1ヵ月2時間が上限です。
(1ヶ月最大5週あるからと
2.5時間にしてくれる区?もあるみたいですが、
問い合わせしたりして
ハッキリすると減るケースが多いので
グレーにしておきたいです)
すぐ使うわけではなかったとしても
支援を受けたいという
姿勢を見せるのは大事です。
少しでも時間をもらっていれば
65歳以上になってから
増やすことも出来るようです。
(使用頻度に関わらず年1回
郵送による更新手続きは必要です)
そろそろ言い切った気がします( ๑´ ࿀`๑)フゥ
ちゃんと伝わるか自信なくて
長文になってしまいました。スミマセン…
最後までお読みいただいた方、
長々とお付き合いありがとうございました。
必要な誰かの目に留まり、
いつか役に立ちますよう願いを込めて。。。☆
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