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同行援護を見直す

  • 社員Ⅾ
  • 2024年3月24日
  • 読了時間: 5分

更新日:5月8日

読者様、こんにちは。


花粉症の方にはツラい時期になりましたが

皆様いかがお過ごしでしょうか?


2月もブログ更新できなかった社員Dです・・・


反省……(´๑•_•๑)💧


3月も後半になって

もうすぐ桜が咲きそうな今日この頃!


桜が咲く季節は好きだーーー!と

気持ち上げ気味で

ブログに綴っていこうかと思います✨


さて、本題。

せっかくテンション上げたところですが

自分が悩むことになるとは

思いもしませんでした。


視覚障害です、と病院で認められて

障害者手帳が発行されても

白杖を使用する事に迷いがある方は

おられるようす。


社員Dの本音を言えば

え?(⊙⊙)?

白杖って見えないのを補ってくれる

便利グッズじゃないの?と言う感じで・・・

(不快だったらすみません)


視覚障害者とはいえ

生まれつき全盲な方もいれば

少し見えている方もいたり

白杖があればスタスタと結構な早歩きで

1人で歩けるような方もおられ

状態も人によって様々です。


少し前までは少しだけでも見えたのに

少しずつ視力が悪くなってきている方が

視覚障害を受け入れる

(全盲になる未来を受け入れる)という事は

難しい方も多くおられる、という事は

なんとなくではありますが認識しています。


今まで関わってきた方々の中には、

白杖を持つと必要以上に大きめに

避けて道を譲ってもらっている気がして

申し訳ない!と

1人で外出した時でも白杖を折り畳んで

カバンの中に片付けてしまう方もおられました。


白杖無しで1人で人混みを歩くと

結局時々ぶつかってしまうのだそう。


困った話を聞いてしまうと

なんとかしてあげたい!

と社員Dは思ってしまうけど


ガイドヘルパーと一緒にいても

白杖を使用しなくていいという

ルールはありません。


同行援護の際、

ガイドヘルパーの腕を掴んで

白杖も使用していただいて移動します。


例えば、スーパーへ買い物に行くと

すでに両手塞がっているのに

更に買い物カゴを持つ必要がある。


以前はこういう時、

折り畳んでカバンに片付けている人がいて、

そんなにいっぱい持てないだろうし

仕方がないのかな~と思っていました。


ある時、

車輪のついたカバンを

押しながら歩く高齢の女性と

スーパーの中ですれ違いました。


車輪のついたカバンは

スーツケースの縮小版のような形のもので

通常、引っ張って歩くものです。


その女性は足が悪い様子で

少しずつ前に押し出すようにして

ゆっくり歩いていました。


その時も、白杖はカバンの中でした。


スーパーのお客さんは

そこまで多いわけではなかったけれど、

他のお客さんもいる中では

その女性が通過するまでは

(社員Dは視覚障害者の方と同行援護中なので)

じっと動かない事しか出来ないと判断し、

カゴも避けられる位置にして

待っていました。


自分より若い2人組が

足の悪い自分を認識しているのに

道を譲らずじっとしていると思われた様子で

不快な様子で顔をしかめて

こちらを見ておられました。


視覚障害がある人

もしくはこちらに何か事情があるとは

思えなかったようすでした。


そんな事があってからは利用者さんには

白杖を使用してもらうようにして

カートをヘルパーが押すようにしています。

(これが正解なのかはわかりませんが)


利用者さんが

自分で持てる量しか買わないように、

というのが同行援護の基本だと教わっています。


ヘルパーは安全のための情報を

見て確認し、伝えたり誘導するのが仕事で

荷物を持つと安全性を損なうからです。


ヘルパーがいても

守るべきルールが存在して

利用者さんのやりたい事を妨げ・・・てる?


詳細は避けますが

ここが今回の悩みのポイントかも知れません


まぁ

10kgのお米を複数買って帰りたい!

とかいうのがやりたい事なら

次回以降に分散とか

宅配?配送?のサービスを利用するとか

他の方法を模索するべきだとすぐに思う。


白杖を携える義務があるのは

道路交通法なので公道だとして、


ではスーパーの中は・・・?


正確にルールを把握しようとすると

難しいなと感じてしまいます。


よくよく考えると

ヘルパーとの活動で

怪我などがあった場合のために

事業所は保険に加入しています。


この保険が効力を発揮するには

白杖使用が必須となっているのだそう。


なのでスーパーの中でも

白杖を使用してないと

利用者さんに不利益が生じてしまう・・・?

という可能性はある。


迷うことはない・・・はずなんだけど・・・


社員Dは同行援護従業者の資格を取得した時に

視覚障害の方の気持ちを

少しでも理解するために

アイマスクをつけて手探りで歩いたり

誘導してもらったり

お金を数えたり

お弁当を食べたりと色々な体験をしました。


社員Dにとっては

誰が誘導してくれても

全く見えない中を歩くということは

顔に木の枝が

バシッと当たるようなイメージが浮かんで

自分の顔の前に自分の手がないと怖くて

なかなか前に進めませんでした。


なので、視覚障害のある方と白杖の関係性は

私には理解が難しい。


以前、このブログで

白杖は日常生活用具ではなく補装具だった

という話をしたことがありましたが


足に障害のある方の靴型の補装具と

白杖を比べても

やはり少し感覚的に違う気がします。


考え方は十人十色あるでしょうし


白杖との関係性も

人によって少しずつ違うかも知れません。


様々な考え方があるとは思いますが

白杖を使用することに

そんなに色々悩まず

安心感が高まる安全グッズ✨

という感じに

気軽に捉えてもらえるといいな・・・と思います。

 
 
 

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