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計画相談のススメ

  • 社員Ⅾ
  • 2023年3月14日
  • 読了時間: 5分

こんにちは!社員Dです。


今年は春一番が夜中に吹いて

急に春になりましたね🌷


靖国神社のソメイヨシノも

今日午後、

開花宣言だったそうです🌸


朝晩はまだ寒い日もありますが

暖かくて過ごしやすくなりました🎶


社員Dはこの気温差から

風邪気味ですが

花粉症の方にとってもツライ季節。


皆様はいかがお過ごしでしょうか?

( ´ii`。)

(↑鼻水が止まらない雰囲気を出しています)


さて、今日は

これまでにお会いした方の中に

計画相談を使うべき方が

自分達だけで頑張った結果、

いい結果が得られず

困っておられたので

参考までに書いてみようかと。


紹介したい計画相談とは

計画相談員が行なうもので

障害者(児)ご本人や

そのご家族の意見を聞いて

本人に必要なサービスを提案してくれたり

サービスを行なう事業所を

探したりしてくれる事を指しています。


介護業界でいうと

ケアマネージャーに似てるかな?と思います。


まんまごとのような移動支援を

使うには必要なサービスです。


ですが残念ながら

まんまごとでは

計画相談はできません。


ついでに、計画相談員の斡旋?紹介?も

出来ると言っていいのか謎です。


ウチの事業所では

計画相談を行なってない、

というか

移動支援する事業所が計画相談をすると

本人の為にならない計画を作るといけないので

別の事業所を使うルールになっています。


系列会社とか系列事業所があって

ちゃちゃっと計画相談してくれたら

良かったかも知れませんが

こういうのも残念ながら(?)存在しません。


なので

あくまでも参考になったらいいな、

と思って書いてみます。

正直なところ

まんまごとの業務内容として紹介するのは

視覚障害の方のお話が多いです。


視覚障害の方は見えない代わりに

家の中などは

できる限り物の配置を変えないで

置く場所を覚えて生活したりします。


服も手触りの違いで認識する方も

いらっしゃいます。


そうこうしていると

見える人より頭を使うようで

高齢になってもしっかりした方が多く

それぞれに人生を自分で選択して

生活しておられます。

そんな視覚障害の方には

「セルフプラン」が認められています。


「セルフプラン」は計画相談員を使わず

自分で生きたいように生きる、という事です。


あれ?

そもそもタイトルは「計画相談のススメ」

じゃなかったっけ???


とか思われたでしょうか?


勧めたい方は

視覚障害以外の方だからなんです。


正確には

視覚障害以外の障害で

障害者移動支援サービスを利用する

64歳未満の方。


主に

知的障害のお子さんがおられる

親御さん向けかも知れません。


(ちなみに視覚障害の方でも

計画相談を使う方はおられます)


時々、まんまごとにも

移動支援をお願いしたいと

親御さんから直接

ご連絡をいただく場合があります。


多くは

計画相談員さんからか

横浜市内各区の社会福祉協議会内にある

移動情報センターからの

問い合わせで契約になります。


親御さんが探されるのは

大変そうだなーと思ってはいましたが


社員Dも途中までは

そんなに重要なことでは無いと

思っていました。


でもいちおうルール上は

計画相談員が必要、と決まっています。


いなくてもなんとかなる場合があり

時々使わない方もいるみたいですが


計画相談って大切なんだ!と

思った時のお話をしたいと思います。


〈例1〉

以前ご契約いただいていた方のお話です。


ご本人はもちろんご家族も

移動支援の利用に慣れていない方でした。


「まずは曜日を固定して

毎週1回から始めましょう!」


とお約束してスタートしたはずでした。


計画通りだったのは最初の2回だけ。


直前になるとご家族から

キャンセルのお電話。


理由を聞くと

「慣れてないから不安になってきている」

というニュアンスの事をおっしゃる。


のちのち知ることですが

夜になると暴れていたそうです。

暴れて欲しくないから

直前で変更していたのかも知れません。


だけどご家族の負担軽減という面もあり、

約束以外の日に

急きょお願いしたい!とか

預かってもらえるところが

見付かった!と連絡があり移動支援をする。


そんな状態ではいつまで経っても

お子さんにリズムが出来ません。


安心や安定も出来ず

結果お子さんが混乱し、

やっぱり夜になって家で暴れている様子でした。


出会って間もない社員Dに

「どうやったら暴れるのが止まるでしょう?」と

お電話いただいたこともありました。


数回お会いした後でしたが

落ち着いている時しか見てないので

どんな時に暴れるのかわからず

よくあるパターンとか

他の方から聞いたあるある話を

お話するしか出来ませんでした。


そのうちまんまごとでない事業所の

利用を始められ、

連絡が無くなったかと思いきや

最近も時々、急な電話相談があるみたいです。


〈例2〉

このご家庭でも

知的障害はあるけど

比較的安定しているように見えました。

このご家庭はお子さんの将来のために

見学に行きたいところがいくつかありました。


まだもう少し時間に余裕があるし

次の夏休みに見学に行こうと思っていました。


いざ、夏休みになると

学校がないので生活のリズムが狂い

ご本人が不安定になり

暴れて昼夜逆転。

ご家族も体調を崩してしまわれ…。


やりたいことがやれないまま

決めたいことも決まらないまま。


2件の例をあげましたが

こんな感じでグダグダになるくらいなら

計画相談を依頼する方が

いいと思っています。


計画相談を依頼したからと言って

全ての問題が解決!

というわけではないと思います。


ですが

ご本人(知的障害者(児))が暴れて

疲れ果てたご家族が

サービス事業所等を探すよりは

専門の方にやってもらうのが

いい気がする、それだけです。


ご両親が若くて体力があって

今すぐ必要性がなくても

長い期間一緒に見守ってもらえると

万が一の時に参考になるプランを

提示してもらえる可能性が残ります。


お心当たりのある方は是非、と

おすすめしておきます。



意外と長くなってしまいました💦💦

読んでいただきありがとうございました🎶

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