補装具と日常生活用具
- 社員Ⅾ
- 2023年8月5日
- 読了時間: 3分
最高気温が
35度を超える日が増え
地球温暖化というより
地球沸騰化になってしまった今日この頃。
社員Dは汗が止まらないので
Tシャツの下にタオルを隠していたりしますが
皆さんは
いかがお過ごしでしょうか?
☀
┏(((卍))) ” 三三 三 (lll′Д`lll) アチ------
(扇風機の風で涼んでいます)
社員Dは日々障害者の方の
色々なお手伝いしたつもりでしたが
まだまだ理解出来てなかったんだなーと
思うことがありました。
それは給付を受けられるもの。
(視覚障害者の例え話が多くなります)
補装具と日常生活用具です。
補装具、と聞くと
社員Dが一番に思い出すのは
足に障害のある方の下肢装具。
靴の両サイドに金属製の棒がついていて
それによって歩行時の不安定さが軽減。
歩きやすくなる、そんな感じのものです。
余談ですが
以前、下肢装具製作の過程を
見学させてもらった事があります。
石膏で足の型を取って
その人の足に合うように
中敷きを合わせたりしていました。
次に日常生活用具。
視覚障害のある方は
弱視でも文字が見えにくい方が多く
拡大読書機というものを使ったりします。
台の上に読みたい書類を置くと
画面に大きく表示されて
読めるようになる、という機械です。
(覗き込むようなタイプもありますが)
この拡大読書機も日常生活用具の1つで
給付の対象となっています。
日常生活用具とは>>
障害児・者または難病等の方の自宅での日常生活を容易にするため、生活用具の給付等を行うものです。 障害者総合支援法の事業の一つとして地域生活支援事業において実施されており、市町村により給付品目・補助基準額・対象者等が異なります。(高知市公式ホームページより引用)
拡大読書機以外にも
視覚障害者向けの日常生活用具はあります。
音声体温計や音声体重計、
音声血圧計などです。
けどこれらは
障害者手帳2級以上とか3級以上とか
の身体の状況と同時に
使用する視覚障害者が独居、
またはそれに準ずる場合、とかいう
条件の全てをクリアした方が
給付の対象となります。
(もっとハードルの低い物もあります)
白杖も給付の対象だし、
申請する窓口も同じなので
私は勝手に日常生活用具だと誤解していました。
白杖は補装具なんですね!
(OдO`)ガーン
(知らなかったのでショックを受けています)
補装具は、国からの給付(を含むらしい)
なので昨今のような物価上昇とかあって
販売元で値上げになったとしても
支給金額が見直しされるのは
簡単ではないのだそう⋯。
白杖については給付は定額で
給付額を超えたら自己負担です。
商品によって
金額や交換可能年数(対応年数?)も
少し違いがあるようです。
例えば
金属製(折りたたみ不可)は5年、
携帯用、軽金属製なら4年、
携帯用、グラスファイバー製は2年半。
(違っていたらすみません)
日常生活用具の詳細は
お住いの市町村によって
少し内容に違いがあります。
補装具は国なので全国一律です。
白杖はその先端で段差を確認したりします。
先端には柔らかいプラスチック製の⋯
緩衝材というのかな?
衝撃を吸収する役割をするものがついています。
先端は沢山使うとすり減ってしまうのですが、
修理は自己負担です。
携帯用の白杖は折りたたみが出来ます。
その白杖は中が空洞になっていて
空洞部分に太めのゴムひもが入っています。
引っ張ると折り曲げる事が出来て
通常時の1/4~1/6くらいの長さになり、
カバンの中に片付けることも出来ます。
この中のゴムひも、これも
傷んで伸びたり切れたりしたら
交換(修理)は自己負担です。
もうちょっと給付お願い!
とか言いたくなります・・・。
まだよくわからない部分もあるけど
給付を受けて
安全に外出が出来るようになったり
生活がしやすくなるのは最高✨
と考えておくことにしたいと思います。
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